飲酒運転に対する罰則が厳しくなってから、
飲酒運転は減ったのでしょうか。
それとも、見つからないようにこっそり飲んで運転しているものもいるのでしょうか。

いずれにしても、狂気を乗り回していることを自覚して、
人に優しい運転をして欲しいですね。

中国でも、飲酒運転による事故は多く、
以前このコーナーでも取り上げましたが、
まだ、罰則などの強化にいたる動きは見られません。

しかし、そんな中で、今回悲惨なことがありました。
重慶で一人の男性が飲酒運転の末、警官に射殺されてしまったのです。

事の顛末はこうです。
2月6日、Aさんは麻雀仲間殿食事会に出かけ、
ビールなどを大量に飲みました。
そのとき、仲間と口論になり、激しく怒鳴りあったのです。
他の仲間達が止めに入り、事は収まったのですが、
Aさんの気持ちは収まっていませんでした。

Aさんは止めてあった自分の車に乗ると、仲間が制止するのも聞かず、
ふらふらと運転を始めたのです。途中BさんがＡさんの車を制止し、
Aさんを説得にかかったのですが、逆に庖丁で斬りつけられてしまいました。

一旦我に返ったＡさんはＢさんに、
「早く病院に行って手当をしなければ」などと声をかけたようですが、
また、ふらふらと車を運転していったので、
仲間達がこの段になって、警察を呼んだのです。

ところが、Aさんは再三の警察の制止も振り切り、
威嚇射撃による制止も聞きませんでした。
そして、人や車を見ては当てに行くという暴挙にでたのです。
そして、警官はやむなくAさんを射殺したのです。

Aさんの奥さんは突然の訃報に、泣き崩れ、
「お酒を飲まなければ本当にいい人なのに」と、嘆いていました。

果たして、射殺する必要があったのか、私は疑問に思いますが、
ネットの投稿には、何の罪もない人を巻き添えにする前に、射殺するのは当然、とする人もいて、
致し方なかったのかとも思います。

しかし、他に方法はなかったのか、
現在刑事捜査チームが調査しており、
結果が待たれるところです。

皆さんも、酒を飲んで運転すると、
誰に射殺されるか分かりませんよ。
自分の命を守るためにも、もちろん他人の命を守るためにも、
絶対に飲酒運転、無謀な運転はしないようにしてください。

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