皆さんはご自分の血液型はご存知ですよね。
ちなみに私はA型です。

冗談で、C型ですとか言うことはあっても、
Ａ型、B型、AB型、O型以外に、
P型の血液型があるなんて知りませんでした。

実はこのP型というのは、ABO式とは異なる血液型で、
Rh式と同じように、それぞれの血液型に存在しているのです。
つまり、もし私がこのタイプなら、A型のP型と言うことになるのです。

このP型というのは、とても珍しい血液型で、
ヨーロッパでは100万人中5、6人、
香港では100万人中1人、
中国では国内で７，８人しか確認されていません。

このP型は血液中にTja抗体を含むもので、
中国では「熊猫血」と言われるRh−型の1000分の1の出現率しかないそうです。

さて、そんなP型ですが、
南京で62歳の男性が胃ガンの切除施術をするさい、
輸血用血液を用意するため、この男性の血液型であるO型の血液と、
適合テストを繰り返していましたが、最終的に国内のものはもとより、
国外のものとも凝集反応を示したのです。

そこで、再度血液型を確認したところ、
男性の血液型がP型だと言うことが判明し、
家族の中で、ただ1人弟が同型のP型であったため、
無事手術が出来たのです。

2人はその後、自分たち用の血液バンクをつくり、
万が一に備えることにしたのです。

今回、私もこのニュースを見て、
改めて血液型について調べてみました。
すると、沢山の血液型があるじゃないですか。
その数、なんと300種類以上にものぼるのだとか。
本当に驚きです。

こうやってみると、血液というのはいろんな種類があって、
沢山の人からいろんな血液を用意しておかないと、
万が一の時にすべて適合しないというケースが出ることが、良く分かりました。

私も早速献血しに行きますか。
私の血でも誰かの役に立つかもしれませんし。

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