皆さん「口蹄疫」ってご存知ですか？
偶蹄類がかかる伝染病なのですが、
この病気にかかると、生産性の低下や、
子供の時の死亡率が高くなり、
畜産物の輸出が出来なくなるという問題が起きるため、
畜産業界では非常に恐れられている病気の一種であります。

ただ、人への影響はほとんど無く、
患畜の乳や肉を摂取しても影響がないと言われています。

そんな病気が、北京市の大興地区で乳牛のA型口蹄疫が発生しました。
北京市は、すぐに緊急対応をおこない、閉鎖命令を出し、
陽性の牛と同じ群れにいた牛575頭すべてを処分するとともに、
場内の施設すべてに無害化処理をおこないました。

ニュースによると、この病気は冬に流行るもので、
現在、感染源は不明だそうです。
2009年の1、２月には、武漢、新疆、上海などでも発生しており、
今年の1月12日にも新疆で発生したばかりであったそうです。

狂牛病など、牛に関する病気を最近よく耳にします。
日本人は特に生で食べる習慣があるので、
人間には何の影響がないとは言っても、ちょっと恐ろしいですね。

日本でも、数年前に発生したそうですが、
そのときは、あまり気にも留めていなかったのですが、今回は目に止まりました。
それだけ、健康に気を配るようになってきたからなのかは分かりませんが、
食の安全については、しっかりと監視し、
世界中からたたかれようとも、変なものは輸入して欲しくないですよね。
もちろん国内でもちゃんとしたものを造って欲しいですが。

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