グーグルが、2005年7月19日に中国に研究開発センター設立を宣言してから、
すでに４年半の月日が流れました。

グーグルの中国名が「谷歌」になったとき、
中国人ユーザーは反対の声を多く上げました。
思えばこれがけちのつき始だったのかもしれません。

いまや、中国国内では他地域のような成果も上げられず、
昨日(1月13日)に正式に中国からの撤退を表明しました。

中国国内最大の検索サイト「百度」に負けたからだとも、
中国政府にたたき出されたからだとも、様々言われていますが、
真相は、まだ憶測の域を出ていません。

しかし、現在、3.38億人と世界トップのネットユーザーがいる中国で、
ライバルの百度が市場占有率を下げている反面、
少ないとはいえグーグルは上げており、
中国史上から撤退する理由は見あたらないとする専門家もいます。

さらに、グーグルが撤退を決めたことで、様々な何で影響が出てくると予想されています。

まずは、ライバルと言われている百度が市場独占が図りやすくなると言うことです。
しかし、問題はグーグルに広告を出していた多くの企業です。
特にグーグル中国の広告代理店は大きな打撃となることは間違いありません。
これらの企業が収入を上げられず、専門家によれば5万人の失業者が出ると言われています。

果たして、実際どういう事になるのかは分かりませんが、
中国のネット市場にとって大きな損失になることは間違いないようです。

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