リチャードギア主演の映画「HACHI」が昨年大ヒットし、
涙を流した人も多かったのではないでしょうか。
そんな、感動の物語が再び台湾で繰り広げられたのです。

場所は台中駅の駅前。ある日一匹のゴールデンレトリバーが現れ、
来る日も来る日も駅から出てくる人を眺めていると言うのです。
今年の冬は寒気団のせいで、台湾でもかなり冷え込んでいたのですが、
この犬は、毎日のように駅前に来て主人を待っていたのです。
まるで、忠犬ハチ公の再来です。

この犬の主人は、住所不定で、犯罪に手を出し、
1月4日から投獄されたというのです。
もちろん、そんなことを知らないこの犬は只管待ち続けていたそうです。

しかし見かねた駅職員が、動物愛護団体に連絡を取り、
昨日引き取られていきました。
引き取りにきた職員が連れて行こうとすると、
この犬はまるで「主人が帰ってくるまで、ここを動かない」とばかりに、
抵抗したそうですが、無事保護されたと言うことです。

本当に犬って忠誠心がありますよね。本当感動します。
うちにも犬がいますが、15歳ぐらいの老犬で、
ぼけている上に足も悪いので、散歩もままならないですが、
それでもよたよたと寄ってくる姿は、可愛くもあり悲しくもあります。

ペットは餌をもらえるという見返りがあるとはいえ、
飼い主達に計り知れない癒しを与えてくれるのです。
本当に大事にしてあげて欲しいなと思います。

あの台湾の犬も、主人と無事に再会できると良いですね。

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