寒さが日に日に増していますが、皆さんはいかがお過ごしですか。
天気予報では、今週から寒気がなだれ込んできて、さらに冷え込むなどと言っていました。
私は、今月に入ってから風邪を引いたこともあり、暖房器具に頼りっきりです。

いつもなら、このぐらいの寒さ、ジャンパーとマフラーでやり過ごせるのですが、
年を取った証拠なのでしょうか。それとも、今年の風邪はパワフルなのでしょうか。
未だに痰が絡み、時々咳き込んでいます。

ま、いずれにしても、皆さんも風邪を引かないよう気をつけてください。
ただし、ストーブなど燃やすタイプの暖房は、絶対に換気に気をつけてくださいね。
ストーブだけでなく、湯沸かし器や、ガスコンロなども、同じです。

時々、冬になると一酸化炭素中毒で亡くなる事故が報道されます。
湯沸かし器も、古いタイプでは事故が起こることもあるようで、
メンテナンスもさることながら、換気は絶対に重要だと思います。

中国でも、悲しいニュースが流れました。
旅館の主人が、お客さんを起こしに回ったところ、
ある部屋の様子が変だったのです。

部屋に入ってみると、顔中を掻きむしったり、泡を吹いたりして、
六人の男女が倒れていたのです。

部屋の中には炭を燃やしたあとがあり、
すぐに一酸化炭素中毒にかかっているとわかり、
換気をして、救急車を呼びました。

しかし、３人はすでになくなっており、
２人は意識不明の重体、もう１人は意識を回復しましたが、
引き続き治療と検査が必要だそうです。

この６人は長距離トラックのドライバーで、
一泊20元(約270円)の宿に泊まり、
暖房代は別料金のため、節約して木炭で暖を取った考えられています。

部屋には窓が一つあったが、完全に締め切られており、
木炭に火をつけたまま、眠ってしまい、
一酸化炭素中毒にかかったものと、警察も断定しているそうです。

中国では、まだ、石炭や木炭が燃料の主流を占めるため、
今回のように暖房だけでなく、お風呂や台所などでも、
同様の事故が発生する可能性が高いのです。

記事でも、長時間風呂に入ったままの家族がいたら、
ドアをノックして、声をかけ、異変がないか確認するようにと、呼びかけていました。

日本の場合は、安全設計が行き届いているので、
事故になるケースは余りありませんが、
それでも、中毒事故は時々起きているようですので、
本当に、換気はこまめにして、中毒事故に遭わないよう気をつけましょう。

ご意見はこちらからどうぞ