皆さんはカラオケ好きですか？
カラオケに、命賭けられますか？

みんなと楽しく、大きな声で歌うことで、
日頃のストレスを発散するのがカラオケですよね。
ま、中には友人に誘われ、渋々行くと言う人もいるでしょうが。

ところが、この楽しいカラオケが、
中国では運試し、命を賭けた戦いなどと、
まことしやかな噂が流れているのです。

中国でカラオケするときは、
始める前に、反ドラッグ、反ポルノソングを聴かなければならないとかいう、
ニュースが以前あり、中国政府はそんなところにまで、手を出したかと、
感心していが、今回のニュースは、感心するような話ではなかったのです。

重慶でカラオケ店に無料で「低俗曲のリクエストカット機能をつける」という、
ニュースが流れてから、インターネットを中心に、全国で話題沸騰の状態です。

現在カラオケの殆どが、ネットワークでつながっており、
各端末に曲を配信している状態です。
この機能は、単にそのネットワークから配信されてくる、
「低俗曲」とレッテルを貼られた曲をカットし、歌えないよう、
フィルターをかけるというものです。

ところが、この機能、実は警察機関とつながっていて、
もし、「低俗曲」をリクエストすると、警察で赤色灯が回転し、
直ちに警官隊が出動、リクエストした者を逮捕しに来るという、
噂が流れているのです。

また、「低俗曲」の明確なリストがあるわけではないため、
ロシアンルーレットのように、低俗曲と判断されるかどうかは、
運次第であるというのです。

さらに、宝くじも配信されていて、
政府の収入源に当てるなどといううわさもあります。

ま、これらは噂の域をでず、真偽の程は全く分からないようですが、
現在、若者の正常な精神育成を目指す中国政府が、
特に力を入れている、ドラッグ・ポルノ一掃キャンペーンとともに、
実際にあり得る可能性があるため、
中国人にとって、もはやカラオケは娯楽ではなく、
命を賭けた戦場になりつつあると、戦々恐々しているそうです。

日本でも、インターネットの普及で、
有害コンテンツと呼ばれるものに、
子供が簡単にアクセスでき、色々と問題があるため、
様々なフィルター機能が導入されています。

それで、凶悪な犯罪が減っているのかというと、
ま、きちんと統計見たわけではないので、
何とも言えませんが、効果はあまりないのではないかと、
私は思います。

どんなにフィルターをかけ、見聞きさせないようにしても、
見たい人は、どんなことをしても見るので、
むしろ、見た事による弊害をきちんと教育することが、
先決なのではないかと、私は考えます。

子供の教育を他人任せ、ほったらかしにしているから、
何が良いことで、何が悪いことなのか、判断できない子供が増えているのだと思います。
この問題は、日本でも、中国でも、どこの国でも同じなのではないでしょうか。

もっと、子供と真剣に向かい合って、
教育する人が増えれば、もしかしたら、
こんな問題は起こらないかもしれない気がするのです。

そんなことはないんですかね？
皆さんはどう思いますか？