昨年末の、「派遣村」のニュースがまだ昨日のことのように感じるほど、今年はあっという間に過ぎ、不況から抜けないでいるよう です。

　　与党が変わって、政権交代などと大騒ぎをしていましたが、いまだ、よちよち歩きの政党に、おんぶにだっこ状態が続いているようです。そんななかで、失業者の 数が昨年度より増えている状態は、いかんともしがたいことなのでしょうか。

　　お隣の中国でも、就職難は続いており、失業者も増えているようです。そんななかで、河北省が実験的におこなった、失業保険による職場確保のための企業支援は、効果をあげているようです。

　　失業保険とは当然、失業者の生活支援にあてるものですが、この失業保険基金の一部を流用して、職場確保の資金として、
企業支援に当てたのです。

　　ようは、失業者を出さないよう職場を確保し、その分の失業保険支払いを軽減させようというねらいです。

　　今年1年おこなった結果、効果は顕著に現れているようで、失業者の減少など、上々の結果となったようです。

　　私は、勝手気ままな自営業の身だが、他人事ではないこのニュースに、一党独裁とはいえ、ずばずばと対策をうつ、となりの国が、すごく見えてしまう。こんな所にも、経済成長著しい中国の力があるのかもしれませんね。良い悪いは別にして。

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