日本の学校では、今頃は期末試験直前なのでしょうか。また、資格試験の受験が控えているとか、お受験のまっただ中だとか、いろいろと、試験、試験、試験と大変ですよね。ま、これがあるから人間進歩するんでしょうけど。

　　さて、中国では、昨日国家公務員の共通科目試験があったそうです。中国は昔から官僚登用制度はしっかりしていて、身分に関係なく出世できる道の一つでした。

　　この登用制度、歴史が長い分、カンニングの手口も多種多様に発達したようです。着ている服に書いたり、小さな紙に書き込んだりなどは序の口、様々な手口で、カンニングをおこなってきたようです。映画や、ドラマのネタにもよく使われています。

　　時代は変わって、現在の中国でも、受験者はあの手この手でカンニングするようです。最近は、超小型トランシーバーで、外部の人間に回答してもらうなどという強者もおり、それが、商売になっているようです。もちろん違法です。

　　しかし、監督官庁もそんなことを見逃すことはありません。試験会場のあちこちに、不正電波の探知機を設置したり、電波妨害をおこなったりと、あの手この手で不正を取り締まっています。

　　今年７月の大学共通入学試験では、相当数の不正受験者がつかまったと、話題になっていましたが、今回の公務員試験はどうだったのでしょうか。合格率は1.5％、実に66倍の狭き門です。カンニングしたくなる気持ちは分かりますが、正々堂々と受験して欲しいですね。

　　試験を控えた皆さんも、カンニングの準備をする前に、やることやった方が良いんじゃないですか？って、そんなことやる人はいないか。失礼しました。

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