自分の子供と血のつながりがなかった
男性諸氏、あなたが育てている子供は本当にあなたの子供ですか?あなたの親は本当にあなたの親ですか?血のつながりなんて関係ない、冷めきった親子関係より、血のつながりが無くても温かい家庭を築いている人は大勢います。
しかし、どんなことにも順調にいくケースとどこかで歯車が狂ってしまうケースと二通りあります。今回のニュースは後者の方でした。
2月12日浙江省のとある裁判所で開かれた裁判は、夫が娘と血のつながりが無いとして、妻を相手取り離婚と14万元の損害賠償を請求したもので、妻はそれを拒絶しているというものです。
普通とは違う裁判の発端は2007年に始まります。妻のAさんは当時好きな男性がいましたが、Aさんの両親はその恋愛を不満に重い、断固反対してきました。再三干渉されたAさんはその男性と別れることにしたのですが、すでにAさんはその男性の子供を身ごもっていました。
Aさんが男性と別れると、両親はすぐに新しい男性Bさんを紹介し、両家の同意の下半ば強制的に結婚したのです。当然Aさんの心は冷めていましたが、夫唱婦随の気持ちで、受け入れていったのです。
Aさんは2008年にお腹の子供を無事に出産しましたが、前の彼氏との間の子供であることは誰にも言わなかったのです。ご主人のBさんは自分の子供だと信じてこの女の子を溺愛しました。そんな中、2009年Aさんは裁判所に離婚調停を申し出たのです。理由はこの結婚はもともと感情よるものではないこと、子供が出来てからBさんがセックスをしてくれないこと、姑との関係が良くないことをあげました。しかし、BさんはAさんに対して良くしてると言い、分かれる気はなかったのです。
ところが、そんなさなかBさんに、ある友人が女児とBさんが全く似ていないと言ったことが気になり、調べた結果、血のつながりがないことが判明したのです。Bさんが女児の件を知ったことで、Aさんは離婚の訴えを取り下げたのですが、こんどはBさんがAさんを相手取り離婚と14万元の損害賠償を求めて裁判を起こしたのです。
それにしても、ひどい話です。一番かわいそうなのはこの女の子です。何も知らずに生まれてきた彼女はいったいこの先どうなってしまうのでしょう。
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