今日3月12日は、孫中山の逝去85周年、所謂85回忌にあたります。1925年3月12日に北京北平で逝去、遺言により南京の陵墓で眠っています。この日人民団体の代表など200名が集まり、孫中山に哀悼の意を捧げました。

　　孫中山というのは、孫文のことで中国では孫中山の名で親しまれています。辛亥革命を起こし、中華民国を建国した国家の父として親しまれる彼は、日本とも縁が深く、親しみを感じる人も少なくないのではないでしょうか。

　　そして、この日孫中山と妻の宋慶齢の伝記をそれぞれ発売しました。上海市孫中山宋慶齢文物管理委員会50数名が３年の月日をかけて編纂したもので、300枚あまりの図を配し現在の言葉で編纂されています。

　　彼の伝記を読むと、国を造ることがどんなに大変なのか、そして彼に付いていった宋慶齢もまたどれだけの苦労をしたか伺えます。今日本はある意味大きな変革の過渡期平成革命とも呼べる時期にあると思います。政治家の皆さん、孫中山の国を造る精神を学び、本当の意味で国民全員のためになる国を造って下さい。

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