美人アナがガスマスクで禁煙運動
「煙害」と言う言葉があります。みなさんも一度は聞いたことがあるでしょう。そう、たばこの煙の害です。最近ではたばこ自体や喫煙者が吐く副流煙によるものだけでなく、衣服や人体、建物などに染みついた煙にの成分によっても害があると言われています。中国では副流煙を「二手煙」、衣服などに染み付いたものを「三手煙」と呼んでいます。
私も時流に乗り、禁煙を始めてかれこれ10年、しかし長くも続かず途中何度も挫折しましたが、今は完全に禁煙に成功しています。ま健康の為もあり、節約の為もあり、ただタバコを吸っているとマナーばかり気になって、気楽に吸えるのはは自分の部屋だけで、なんかだんだん味気なくなってきたというのが正直なところです。
そんなタバコですが、マナーを守れずに他人に迷惑をかけながら吸っているの人を見ると、本当に腹立たしく思います。私の近所では、ずいぶん前になりますが、11歳の女の子が目にたばこの火を入れられるという事故(いや事件)が有りました。そんなことがあったにもかかわらず、相変わらず歩きたばこをしている人を見かけます。
世界中で禁煙運動が繰り広げられる中、あの喫煙天国だった中国でも今や禁煙は当たり前。公共の場所での禁煙分煙はずいぶん進んできているようです。そんな中国杭州で、テレビ局の美人アナウンサー12人がガスマスクをして禁煙を訴えるキャンペーンをおこないました。真っ赤な服装に褐色のガスマスクをした姿は異様で、何かおぞましい感じも受けます。「自分や他人の健康のために、公共の場所では禁煙をし、杭州を煙のない街にしよう」と訴えたこのキャンペーン、効果の程はどうであれ、かなり印象づけられたことは確かです。
昔は中国人へのお土産はたばこと決まっていたのですが、いずれはたばこを持っていくと追い返される日が来るかもしれません。
日本ではたばこの値上げも時間の問題ですし、公共の場所での禁煙区域の拡大も必至です。そのうち家族から副流煙で訴えられるかもしれません。止められる人は早めに止めた方が良いですよ。健康だけでなくいろんな問題が発生するかもしれませんよ。
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