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【倒福】「福がひっくりかえる」と「福が至る」と言う意味の言葉が同じ音で、掛詞になっていて、このように「福」の字かさかさまになっている。

★中国諮詢 中国語を学ぼう

第六回 「漢字を発音しよう」

  前回は、中国語の声調について語りましたが、いまいちピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も、文字だけでは伝えるのに限界を感じていますが、何となく分かっていただければ、それで良いと思います。皆さんは、とりあえず中国語学習の道に足を踏み入れたばかりなのですから。周りに見えるいろんな景色を楽しみながら進んでください。

  さて、今日はいよいよ「漢字」です。

  中国語を学ぶ上で、この「漢字」は絶対に外せません。私は小学生時代、この漢字が苦手で、いつも漢字書き取りが出来ず、他の設問で喩え良い点を取っても、国語は芳しくない成績になってしまっていました。そんな私がこの漢字だらけの言葉を好きになり、人並みに使えるようになったのですから、漢字の得意な皆さんなら、中国語学者になれるのも夢ではないかもしれませんね。

  ま、それはさておいて、一口に漢字と言っても、中国で使われている漢字は基本的に日本とは違います。また、台湾などで使われている旧字体(繁体字:はんたいじ)や広東語などで使われている異体字などとも異なり、中国政府が漢字の普及を進めるために、民間で使われていた簡略化した漢字を正式漢字として採用し、「簡体字(かんたいじ)」として国字に制定しました。これにより、韓国や日本、台湾などと異なる漢字が正式に使われるようになったのです。

  さて、中国で使われている漢字がどんなものか、ちょっと見てみましょう。

  例えば、日本の首都「東京」は、中国語で書くと「东京」となります。「京」は同じですが、「東」と言う字が何となく違いますね。見ようによっては草書の様でもあります。これが、「簡体字」と呼ばれるものなのです。

  漢字の書き方などについては、語学学習の第4段階「書く」の時に詳しく書きますので、ひとまずはこういう字が存在するのだと言うことを、覚えてください。ま、バスガイドさんに「右手に見えますのが『簡体字』でございま〜す」と言われ、「あれが『簡体字』か」みたいな感じでかまいません。徐々に見慣れてくると思います。

  そして、これを一つ一つ日本語の漢字を覚えたように、読み方を覚えていくわけですが、漢字を学んだ皆さんは、独自の漢字学習法があるかもしれませんので、自分の一番やりやすいやり方で覚えられるのが一番だと思います。したがって、ここでの学習方法は、ご参考までに。

  まずは、漢字の音を調べる道具を用意しましょう。そう、辞書です。様々な辞書があり、迷うところですが、私のお薦めは、【小学館 日中辞典】 です。この辞書は初心者でもわかりやすく、語彙も豊富で、中上級レベルになっても十分使える内容になっていますので、ぜひ一冊用意されると良いでしょう。

  そして、私が最もお薦めする辞書は、「漢典」  です。これは、中国語を中国語で説明している、所謂国語辞典のサイトです。いわば中国の「広辞苑」や「大辞林」といった感じのオンライン辞書です。

  さて、辞書も揃いましたので、早速お話を勧めましょう。

  まず、中国語の漢字は基本的に1文字1音が原則です。ですから、まず片っ端から中国語の漢字を読んで覚えれば、日本語のように前後の意味から読み方が変わったりすることはほとんどありません。ま、あくまでも基本的な原則ですので、例外はいくつかあります。それはおいおいご注意下さい。

  では、先ほどの、「漢典」  を開いてみてください。そしたら、右の絵の赤丸の場所「字典搜索」と書かれたタブが選択されているか確認してください。もし選択されていなければ、クリックをして選択してください。

  次に、左の図の赤印に自分の名前の最初の漢字を入れてください。私であれば劉白雨の「劉」ですね。日本語の漢字でかまいませんが、ひらがなカタカナのお名前は、漢字にして入力してください。例えば「はじめ」さんてあれば「始」とか「肇」など、好きな漢字で結構です。入力したら、下にポップアップ画面が出ますが、それは無視して、右にある「字典搜索」をクリックしてください。すると、画面が変わり、検索結果が表示されます。

  右の様に入力した漢字と、簡体字やピンイン(拼音)なども表示されています。では、早速ピンインの右にあるスピーカーをクリックしてください。すると、スピーカーから発音が聞こえてくると思います。それがあなたの名前の最初の漢字の発音です。まずはこのようにして、自分の名前の漢字を発音できるようにしましょう。ちなみに、私の名前「劉白雨」は簡体字で「刘白雨」と書き、ピンインは「liu2 bai2 yu3」となります。

  では、次回もう少し「読み」の練習について書いていきたいと思います。次回をお楽しみに。


劉白雨 2009年12月27日

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