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【倒福】「福がひっくりかえる」と「福が至る」と言う意味の言葉が同じ音で、掛詞になっていて、このように「福」の字かさかさまになっている。

★中国諮詢 中国語を学ぼう

第二回 「ヒアリングをしよう」

  前回、語学を学ぶ4段階について、語りました。今回は、それを掘り下げて、「聞く」という段階について、書きたいと思います。

  英語でも、フランス語でも、韓国語でも、アラビア語でも、もちろん中国語でもどの言語でも同じ事なので、中国語以外の言語に関しては、置き換えて読み進めていただければ幸いです。

  さて中国語を学ぶ際の第1段階である「聞く」についてですが、様々な教材のCDやDVD、果てはBlu-rayも出回っているようですが、もし、すでに持っているようならそれをとりあえずしまっておいてください。もちろん捨てる必要はありません。また、持っていない人は、改めて購入する必要は、とりあえずありません。

  この段階は、まだ中国語の学習を始めたばかり、あるいはまだこれからという人の入門段階です。もちろん、すでに何ヶ月も学習した人でも、再出発の意味でこの段階から始めるのも、もちろんお薦めです。

  さて、では、どうするかというと、皆さんはこのホームページ【網友超級商店】をご覧になっているので、インターネット接続の環境は整っているかと思います。出来ればADSL以上の環境があれば良いと思います。

  では、まず http://listen.rbc.cn/  に接続してみてください。

  「实时广播」の画面が開くと思います。開きましたら、左上にある「新闻广播 FM1006」と書かれたボタンをクリックしてください。しばらくすると中国語が次から次と流れてきます。これを最低でも1日1時間聞いて下さい。

  「こんなの分かるわけない!」とか「聞き取れるわけない!」と言う方もいるでしょう。それで良いんです。第一回の赤ちゃんの話を思い出してください。赤ちゃんは只管意味も分からず、お母さんやお父さんが話す言葉を聞き続けているのです。耳を鍛えるには、この生のスピードに慣れることが大事なのです。

  このスピードを入門者が聞き取れるわけないですが、その中でも何度か同じ言葉が出てきて、耳に残るようになります。そうなればしめたものです。意味なんか分からなくても良いので、耳に残る言葉をどんどん増やしてください。辞書を引く必要もとりあえずありません。

  1時間滝に打たれる修行僧のように只管聞いてください。毎日朝起きてからでも、寝る前でも、食事中でも、時間のあるときにいつでも良いです。

  そして、一週間、二週間、もしくは1ヶ月、2ヶ月経った頃、あなたは、辞書も引かず、ただ聞いていただけで、この「
新闻广播 FM1006」が何のチャンネルで、どんな番組を流していて、果ては今CM中なのか、本編中なのか何となく分かってくるはずです。これが、第1段階です。

  もちろん、これはゴールではありません。これは、只管あなたが中国語をやめて、投げ出すのでなければ、ずっと続けてください。もちろん、レベルが上がれば、様々な番組、様々な放送局に挑戦してみても良いでしょう。

  さて、第1段階の「聞く」でしたが、これ、実は私も中国に行って始めて実感したのです。中国へ行く前は学校や教材で学習していたり、中国人の先生と話をしたりしていましたが、実際に中国に行ったときは、彼らの話すスピードや言葉の使い方、イントネーションすべてにおいて他の言語のように聞こえてしまい、さっぱり分からなかったのです。

  しかし、滞在一週間、二週間と現地のラジオ、つまり今回ご紹介した放送を只管聞いていたら、徐々にスピードに慣れ、知っている言葉が聞き取れるようになってきたのです。

  もう一つ、私の体験をあげると、「FEN(現AFN)」です。子供の頃、小学3年前後だったと思います。家にあったラジオで、聴き始めたのですが、当時聞き慣れない言葉と、カッコイイ所謂洋学が流れていた「FEN」は僕の好奇心を大いに満足させてくれました。

  でも、当初は何を言っているか一切分からず、ただただ、カッコイイ音楽を聴くためだけに聴いていたようなものでした。そのうち、何時頃どんな番組をやって、毎正時にはニュースがあって、などと、番組構成がわかり、ステーションIDのコールは口まね覚えたものでした。

  ですから、皆さんも、とにかく、この放送を聞き続けてください。聞いていれば、自ずと何となく何を言っているのかぼんやりと分かってくるはずです。とにかく聞くことです。

  ちなみに、TV放送を勧める人もいますが、とにかく音に集中出来るので、入門段階は特にラジオ放送が一番です。何かをやりながらでも聞けますしね。

  では、次回は「話す」についてです。


劉白雨 2009年12月21日

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