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【倒福】「福がひっくりかえる」と「福が至る」と言う意味の言葉が同じ音で、掛詞になっていて、このように「福」の字かさかさまになっている。

★中国諮詢 中国留学体験談

第四回 「久しぶりの中国へ」

  それでは、留学の手続です。

  何事にもめんどくさがり屋の私が、そう簡単に事を運べるわけがありません。留学するのにもどうして良いか分からず、留学用の雑誌を立ち読みしたり、友達の話を聞いたりして斡旋業者を捜しました。その中でも一番安心と思われる日中友好協会のものに応募したのです。ま、この業者というか団体は、ご存知の方も多いでしょう。

  本来なら、自分で願書を中国から取り寄せ、申請書を自分で作って単独で乗り込むと言うのが筋なのでしょうが、私ですからね。当然そんなめんどくさいことは出来ません。全部お任せパックです。

  さて、第三希望まで出して、その内の一つ北京語言学院(現北京語言文化大学)に決まりました。決まってから、留学するまでの期間、何もしないのでは勿体ないと思い、語学学校に、留学までの半年間通いました。ここで、留学中に行うであろう授業の予習のようなものをし、かなりのペースで詰め込み授業をやりました。後で同じ事をやることになるとは思いもよらず。

  さて、いよいよ9月になり、留学へ出発。今度は飛行機初体験です。前回3泊4日で渡った中国も、今度は正味4時間の空の旅。前の日から興奮して眠れませんでした。朝9時頃出発のJALで初の空の旅を体験です。飛び立つまでの恐怖と好奇と興奮の混じったドキドキ感は今でも忘れられません。そして、離陸時にかかる「G」を初体験し、フワリと上がったときには、実に何とも言えない感動を味わいました。飛行機の中は、見るもの聞くもの全てが好奇心の対象。まず座席の周りから始まり、機内の散歩と洒落込み、あっちを見物、こっちを見物してました。まるで子供です。

  機内食ももちろん初体験。友達からは、あんなまずいもの食えないとか言われてたせいか、どんな味気ないものが出てくるのかある意味楽しみだったのですが、良い方に裏切られました。機内散策と機内食にも満足し、いよいよ着陸です。この着陸は実際怖かったです。飛行機事故の殆どが着陸時に発生するとか言うことを聞いていたので、眼下に見える中国大陸がドンドン近くなるにつれて、ドンドン、ドキドキが高まっていきました。しかし無事に着陸し、とうとう船だけでなく、飛行機でも中国入国を果たしたのです。

  空港では、学院の先生が出迎えに来ており、マイクロバスへ行く間、僕はまた、あの中国での人混みと、独特の中国の匂いを再体験することになったのです。何とも懐かしく感じました。中国の空港に着くといつも思うのですが、独特の匂いが漂っています。この匂いなんの匂いなのか良く分かりませんが、お香か何かの匂いだと思います。知ってる方は教えて下さい。

  そして、北京語言学院へマイクロバスで移動。学院までは、約一時間半の道のりです。当時まだ北京市街区から空港まで高速道路が建設中だったため、高速道路脇の凸凹道をガタンガタン揺られ、天井に頭をぶつけながら、道路脇の槐(エンジュ)の木を見て、久しぶりの北京市街区へと移動しました。市街区にはいると、道路は整備されていて、片側、4車線、5車線の道路が市街区を通り抜けています。中国は、何もかもがでかいのですが、道路の幅も半端じゃないのです。日本国内を結構ドライブした口ですが、いまだに北京市内のような幅の道路を日本で見かけたことは有りません。両脇の歩道まで合わせると、どれぐらいになるのだろう、丁度日本の第一級河川の河口付近の幅ぐらいになるのではないのでしょうか。もしかしたら大袈裟かも。

  こうして、久しぶりの北京市街区の様子に感慨を覚えながら、やがて僕の母校になる北京語言学院が見えてきます。この学校、北京市街区の西北部にある、海淀区と言う北京の学園都市に位置します。有名な北京大学や清華大学等もこの海淀区に位置します。北京市街区からは郊外に当たるため、市街区に比べ若干空気も良く、過ごし易い処です。

  さて、いよいよ入学手続です。第五回へ。

劉白雨 2010年03月13日

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